電撃文庫<br> アナベル・クレセントムーン―呪痕の美姫

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電撃文庫
アナベル・クレセントムーン―呪痕の美姫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784840212816
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

実り豊かで平和な国スカーレットロック。王女アナベル・クレセントムーンは、14歳になろうとしていた。一方、城下に夜な夜な現れる女剣士がいた。名を、マリー・ルナ。彼女に興味を抱いたちんぴら魔法使いのレオンは、接触を図るが、すげなくあしらわれる。その後、王女アナベルの誕生日を祝う宴の最中に謀反の炎が上がる。城の親衛隊長ペイルスキンの仕業であった。アナベルは逃げる途中、ペイルスキンの放った邪悪な魔法により、額に黒蜥蜴の痣ができ、故郷から離れれば離れるほど病に冒される体となる。逃亡の旅に出るアナベルだが、呪いを解き、ペルス斤を倒すことができるだろうか?中井紀夫・いのまたむつみのコンビが放つ渾身の正統派ファンタジー。

内容説明

実り豊かで平和な国スカーレットロック。王女アナベル・クレセントムーンは、14歳になろうとしていた。一方、城下に夜な夜な現れる女剣士がいた。名を、マリー・ルナ。彼女に興味を抱いたちんぴら魔法使いのレオンは、接触を図るが、すげなくあしらわれる。その後、王女アナベルの誕生日を祝う宴の最中に謀反の炎が上がる。城の親衛隊隊長ペイルスキンの仕業であった。アナベルは逃げる途中、ペイルスキンの放った邪悪な魔法により、額に黒蜥蜴の痣ができ、故郷から離れれば離れるほど病に冒される体となる。逃亡の旅に出るアナベルだが、呪を解き、ペイルスキンを倒すことができるのだろうか?中井紀夫・いのまたむつみのコンビが放つ渾身の正統派ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

8
王道ファンタジー小説。お城に暮らすお姫様が変装して、街へ遊びに出かける。街では君主(城主)に対する謀反の情報を掴むが、周囲の支持を得ることができずに事前に対応することができない。謀反が起こった時なんとか逃げ出すものの、反逆者の魔術師に呪いをかけられる。魔法や傀儡に変えられる兵士、ドラゴンなど、ファンタジー要素がたっぷり盛り込まれている。終盤で「えっ!」とびっくりするような内容が語られる。1999年に電撃文庫から出版される。2021/10/26

Empirestar

0
男勝りのやんちゃな美貌の姫という設定はどこかで聞いたことがあるけど、実は結構いろいろな古典小説のネタが入っていたりするので面白かった。アナベルの呪を弱める方法はアーサー王伝説だし、逃亡劇はどこか指輪物語な感じもした。割とさまざまな要素が組み合わさって、決して飽きさせないファンタジーになっていると思うと、ラストで「!」な設定になっていることが明かされ、やられた!と思う人は多いはず。多分古典的な方法なのかもしれないけど、パトリシア・マキリップ『ムーンフラッシュ』(ハヤカワ文庫FT)のような衝撃。2010/01/29

いちはじめ

0
電撃文庫というレーベルの中ではなかなか正統的なファンタジー。ただ、「山の上の交響楽」以来の中井紀夫ファンとしては、ちょっと食い足りない。2003/06/02

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