内容説明
戦前から現在までの主要な西田哲学研究論文18編を収め、西田哲学の意義・可能性を探る。研究文献目録(日本語、中国語、欧語)を付す。
目次
第1部 戦前―批判と理解の試み(意識現象の事実とその意味―西田氏著『善の研究』を読む(高橋里美)
西田哲学の方法について―西田博士の教えを乞う(左右田喜一郎)
西田先生の教えを仰ぐ(田辺元)
「無の論理」は論理であるか―西田哲学の方法について(戸坂潤)
西田哲学について(抜粋)(高橋里美) ほか)
第2部 戦後―継承と対決、そして発展(西田哲学覚書(竹内良知)
西田哲学―哲学史におけるその位置(西谷啓治)
西田幾多郎(古田光)
禅と哲学(抜粋)(上田閑照)
西田幾多郎の身体観をめぐって(湯浅泰雄) ほか)