ムスリムのヨーロッパ発見〈下〉

ムスリムのヨーロッパ発見〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784921146054
  • NDC分類 226
  • Cコード C0022

内容説明

「ヨーロッパ人は不潔で、下品で、野蛮だ学ぶことは何もない」―18世紀の、あるムスリムの言葉。つくられた“西欧中心主義”をはぐ。

目次

第8章 政府と正義
第9章 科学と技術
第10章 文化
第11章 社会と個人
第12章 結論

著者等紹介

ルイス,バーナード[ルイス,バーナード][Lewis,Bernard]
1916年に生まれる。プリンストン大学名誉教授。イスラム史、西アジア史、オスマン史の泰斗。刊行中の英語版『イスラム辞典』の編集者

尾高晋己[オダカヒロキ]
1945年、大阪に生まれる。1971年10月~1975年3月、トルコ共和国アンカラ大学の言語・歴史・地理学部へ国費留学生として赴く。1976年広島大学大学院修士課程修了。現在、愛知学院大学文学部歴史学科教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィクトリー

1
全体的には、上巻に引き続き、ムスリムのヨーロッパへの無関心。 が、その中でも、革命後のフランスの法制度に「理性的だ」と感心したり、あまりイスラーム芸術では目立たない絵画で影響を受けていたり、トルコで軍楽隊に西洋音楽を学ばせたら、短期間で上達して西欧人を驚かせたり、と興味を持った事に面白さを感じる。 後、結びにある、ヨーロッパの言語の多様性にも気をひかれる。2010/12/19

malukuro

0
イスラムが見たヨーロッパについて、下巻は科学技術、文化、個人について書いてある。ある程度知識が無いと読みにくく感じた。12世紀〜18世紀の壁画か挿し絵の摸写が巻末に収録されている。原著の挿し絵として使用されていたとのこと。2011/07/19

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