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維新人物学―激動に生きた百七人

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784921044343
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0030

内容説明

激動の時代、明治革命前夜に死なねばならなかった坂本龍馬、高杉晋作。謀略に使われ抹殺された相楽総三。新体制下の権力抗争に倒れた西郷隆盛。動乱に乗じ、近代日本の不当な権力の基幹を握った山県有朋。維新を生き、そして死んでいったこれら107人の真実が、約100年の時を隔て、今また危機と変革の時代に直面するわれわれ現代人に、歩むべき道を指し示す。

目次

第1章 坂本龍馬―乱世を駆け抜けた快男子の三十二年
第2章 高杉晋作―松下村塾の逸材「奇兵隊」創設
第3章 徳川慶喜―揺れる政権・「鳥羽・伏見」の幕軍の暴発より
第4章 相楽総三―謀略に生き謀略に死んだ「草莽の臣」
第5章 福沢諭吉ほか―緒方洪庵「青年錬磨」の途は「無軌道」にあり
第6章 西郷隆盛―維新の功臣があえて着た逆賊の汚名
第7章 大久保利通ほか―明治政府顕官列伝
第8章 山県有朋―近代日本の元勲か、はたまた元凶か

著者等紹介

林青梧[ハヤシセイゴ]
1929年、北朝鮮生まれ。東京都立大学英文科卒。教職の傍ら執筆活動に従事し、芥川賞、直木賞候補各3回。1990年から95年まで南京大学外籍教授。現在、同大学名誉教授。91年、中国国家友誼奨受賞。日本文芸家協会、日本ペンクラブ各会員
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