内容説明
好評ロングセラー『百姓志願』から12年。30代半ばでサラリーマンから、念願の百姓になった著者。しかし家族とともにその歓びを心ゆくまで味わっていたはずの田園生活に危機が忍び寄る。ほろ苦い挫折を経て、穏やかなファーマーズライフの境地へと辿り着くまでの軌跡と、傷心の日々を支えた“耕やす暮し”の尽きない魅力を余すところなく語り、充足の後半生へと再び歩み出す。
目次
惰性
愛と死を見つめて
私も疲れた!
春に向かって
夜の火遊び
哀しい酒
オジン顔
サラ金に…
恋のからさわぎ
田舎暮らしはいくらかかるか〔ほか〕
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- 和書
- 紀要 〈第8号〉