出版社内容情報
8畳のフローリングに4畳の土間、1間×3間のテラスがついたコンパクトな平屋。木の香りに包まれた清々しい家が、自分でつくれば道具代+材料費=100万円でできてしまう。基本さえマスターすれば、材料費と自分の腕だけで、車庫だろうが、建て増しだろうが、何軒だって自由自在。
著者は、千葉県大多喜町で養鶏と水田を中心とした農業を営みながら、伝統工法にのっとった木造軸組工法で自分の家、鶏小屋、寺の宿坊、友人の家…と30棟あまりを造ってきたツワモノ。よりシンプルによりわかりやすくと著者が工夫してきた家づくりが、詳細なイラストと写真を多数交えたテキストになりました。耕す暮しを目指す人にはとくにありがたい自給術の本。木の家のしくみが明解で、リフォームに役だったとの声も多数寄せられています。
内容説明
入るお金が少ないのなら、出るお金も少なくすればいい。所持金8万円でスタートした田舎暮しの拠点を皮切りに、鶏小屋も、友達の家も、果ては城のようなわが家まで、大工顔負けの家を次々とつくり上げてきた著者が伝える、「安い、丈夫、簡単、素敵」な家づくり。まずは、基本がすべてつまった2間×3間(6坪)の「100万円の家」をマスターしよう。
目次
自給へ踏み出す迷いを家づくりがふっきってくれる
小笠原流家づくり年表
小笠原流家づくりの基本編―「100万円の家」の約束事をまず頭に
100万円の家をつくってみよう―実践のための詳細マニュアル
イメージをかためる―ライフスタイルに合わせた家を
材料の拾い出し
材料の発注―発注にもコツがある
道具・工具の準備
基礎工事―ブロックをつなげたオリジナル仕様の基礎
材木の墨付けと刻み〔ほか〕
著者等紹介
小笠原昌憲[オガサワラマサノリ]
1953年青森市生れ。横浜で開店した自然食品店を3年目の1984年に退き、千葉県大多喜町妙巌寺にて平飼い養鶏を開始。以後、自給の暮しの拠点としての自宅を皮切りに、鶏小屋、宿坊、友人の家など30棟余りを次々と建築してきた。1995年頃から農場を大多喜町押沼に移動。農場内の自宅もほぼ完成し、小笠原流家づくりを伝えるための次のステップへ向けて活動を開始している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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しまめじ
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