土方巽の舞踏世界―中谷忠雄写真集

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  • サイズ A4判/ページ数 79p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784916109477
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0072

内容説明

未曾有のアヴァンギャルドが花開いた60~70年代。舞踏=BUTOHの創始者・土方巽に三島由紀夫、渋沢龍彦をはじめ、時代の先駆者たちは惹きつけられた。写真家・中谷忠雄も強烈なインパクトに打たれ、稽古場「アスベスト館」に入りびたった。中谷忠雄による土方巽の舞台写真の全貌が、そして「アスベスト館」の貴重な写真の数々が今、明らかになる。

目次

第1章 魔王十姿
第2章 肉体の危機、肉体の劇場
第3章 アスベスト館の肉体譜

著者等紹介

中谷忠雄[ナカタニタダオ]
1920(大正9年)兵庫県波賀町に生まれる。1938(昭和13年)満蒙開拓青少年義勇軍(茨城県内原町)として中国大陸に渡り、旧満州で開拓農民を志す。奉天鉄道学院に入学、卒業後、南満州鉄道に入社する。1945(昭和20年)ハルピンにて日本の敗戦を知る。飢えと寒さ、生命の危機にさらされながら、逃避行を続ける。撮りためた写真はすべて消失する。1956(昭和31年)広告代理店大広(大阪本社)に入社。ラジオ・テレビ制作部のCMカメラ助手としてスタートし、その後、アートディレクターとして、主にテレビ・コマーシャルを手がける。岡田紅陽による神戸三宮新聞会館の大壁画「モザイクの富士」の完成までを描くドキュメンタリー映画で毎日文化賞(記録映画部門)を受賞。1964(昭和39年)大広を退社して上京。毎日放送映画東京支社に入社。コダックなど数多くのテレビ・コマーシャル作品を制作。2002(平成14年)11月4日、東京・田無の西東京中央病院にて死去
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感想・レビュー

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mstr_kk

6
土方巽を撮った写真集。土方の表現は、相当幅が広かったんだなと感じました。さて、次は土方(について)の基本的なテキストを読んでいきたいと思います。2018/10/17

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