内容説明
右や左のだんなさま、レディース・アーンド・チルドレン。マザーグースは西洋の伝承ことば遊びだよ。おやおや、そんなの知ってるさ。ところがどっこい、猫たちが、おそれおおくも皆みなさまに、ちょいとひとことモノ申す。なんてことない世の中で、利口者さえ馬鹿を見た。それがどうした、どうなった!?さあさ、続きは本の中。ページをめくって、ごらんあれ。
目次
3人のゴーサムの利口者
ひねくれ者がおりました
ちいさな6ぴきのネズミたち
セント・アイブス行く途中
ベティーのゆううつ
靴にすんでるお婆さん
Aは名射手、ArcherのA
10ぴきの子猫たち
そこのイカシタ子猫ちゃん
ハンプティ・ダンプティ
ふとっちょ双子のダムとディー
なんてことない婆さんは
ジャック・スプラットとその嫁さん
黒猫ウィリー・ウィンキー
おやすみ、おやすみ
リジー・ボーデン、手に斧もって
著者等紹介
YOUCHAN[YOUCHAN]
絵本作家/イラストレーター。現在、パートナーと猫2匹との4人暮らし。都内在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MICK KICHI
69
YOUCHANさんの絵本。全編猫のイラストと訳が素敵なマザーグース本です。ハンプティ・ダンプティも猫です!マザーグースはクックロビンぐらいしか知らなかったのですが、チョイスとイラストが素晴らしいので、ドンドン興味が沸いてくる感じです。それぞれの詩について調べてみたくなります。まず冒頭、ゴッサムの賢人?これって、バットマンの? ヘェ〜。みたいな猫のイラストを眺めながら解明する楽しみがあります。それから、チョット怖い話も、子供の世界観に必要な要素として取り上げてある作者の意図に感銘しました。2019/12/04
chatnoir
13
挿絵がとってもかわいいです。表紙の猫も凄くデフォルメされているようで、あの姿勢は猫そのもので可愛らしいです。そして、全ページ色もとてもカラフルで可愛らしいです。全部猫が主人公になっているので、日本語の詩はちょっと変えてあって、英文はママのが載っているようです。 今まで何からの出典か分からなかったけど、ベティー・ブルーと言う言葉もあちこちの漫画や歌詞、小説でも聞いてた気がする。影響がすごいね。 お勧め頂いた読友さん、ありがとうございました。2019/12/12
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