関東大震災時の朝鮮人迫害―全国各地での流言と朝鮮人虐待

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784915970450
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0036

内容説明

関東大震災時に朝鮮人暴動デマを事実として報道した「報道責任」を問う!

目次

第1章 中央の官憲の関東大震災朝鮮人虐殺事件の事後処理政策
第2章 関東大震災時の北海道の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第3章 関東大震災時の東北地方の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第4章 関東大震災時の中部地方の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第5章 関東大震災時の近畿地方の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第6章 関東大震災時の中国地方の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第7章 関東大震災時の四国地方の新聞・官憲・民衆・朝鮮人の動向
第8章 関東大震災時の九州地方の新聞・炭鉱・警察・海軍の動向
第9章 関東大震災時の沖縄県の新聞の動向
第10章 朝鮮人暴動流言を容易に信じた日本人民衆の意識に潜む朝鮮人暴徒観

著者等紹介

山田昭次[ヤマダショウジ]
1930年、埼玉県に生まれる。53年立教大学文学部史学科卒業。62~95年立教大学一般教育部に勤務。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みなみ

1
各地の新聞記事をまとめたデータ本といった感じ。しかし、明白な虐殺がなくとも、各地でデマをもとに迫害された朝鮮人といった像が浮かび上がってくる。最後のまとめの部分では、何故関東大震災時にデマが信じられたのか?という考察がある。それによると、普段から(当時の朝鮮を)貶めるような記事ばかり新聞に掲載されていたという。これは今も危ないんじゃないか。嫌韓・嫌中記事は売れるとばかりに、雑誌の広告をみればこのような記事が花盛りだ。2015/05/13

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