内容説明
この諸論文は、先生の幅広く強靱なご活躍の中で、学問的に交誼のあった方々や先生から学恩を受けた人々からの心からなる感謝のレスポンス集である。
目次
1 組織神学とその周辺(「場所論的神学」序説;神の名の問題―比較宗教学視点からの ほか)
2 歴史と神学(東京はエルサレムといかなる関係をもっているのか;ルターの義認論とその射程 ほか)
3 社会と思想(「近代精神の父・キケロ」について考える―ルネサンス・宗教改革・市民革命とのかかわりで;トリニティ・ホールの反逆者たち ほか)
4 文学と神学(植村正久における文学と信仰;文学とキリスト教―果たしてアポリアか ほか)
著者等紹介
倉松功[クラマツイサオ]
1928年高知県で生まれる。旧制高知高等学校(現高知大学)、旧制日本基督教神学専門学校(現東京神学大学)卒。ハイデルベルク大学神学部留学。文学博士。日本基督教団東京信濃町教会伝道師、東北学院大学教授、東北学院大学長を経て、現在、東北学院学院長。日本ルター学会前理事長、日本基督教学会前理事長
阿久戸光晴[アクドミツハル]
1951年生まれ。一橋大学社会学部・法学部卒。住友化学工業株式会社勤務を経て、東京神学大学博士課程前期修了後、米国エモリー大学神学部大学院ほか。その傍ら聖学院大学及び聖学院大学アトランタ国際学校開設業務を担当。その後聖学院大学宗教主任兼教授を経て、現在、聖学院大学学長。その他キリスト教文化学会理事長、荒川区不正防止委員会委員長代理など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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