ビジネスの未来
成長戦略とM&Aの未来―ビジネスの未来〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532316501
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

大企業のさらなる巨大化、新たな優良企業の台頭、政府系ファンドやヘッジファンドなどの長期投資への回帰―あらゆる企業を取り巻く事業環境は新しいステージに入った。いまや激化する企業競争に勝ち残るためには、自力成長とM&Aを融合させた「マーガニック戦略」が必須である。過去のM&Aの失敗とその原因を探り、新たな環境への適応条件や、人材や資本政策といった経営モデルのグローバル化への処方箋を提示する。日本企業に固有の問題点とその解決策を大幅に加筆し、多数の実例を挙げて紹介。全米の経営者層が愛読する「ビジネスの未来」シリーズの第3弾。

目次

第1部 日本企業にとっての成長戦略の未来(日本企業の強みと弱み;「マーガニック」成長戦略とは;なぜ日本企業のM&Aは失敗しがちなのか)
第2部 グローバルな五つの大波と成長戦略(第1の大波―大企業のさらなる巨大化;第2の大波―スピードと焦り;第3の大波―新参優良企業の台頭;第4の大波―生まれ変わったファイナンシャル・バイヤーたち;第5の大波―「ばぶる」と「波」)
第3部 日本企業にとってのグローバル成長戦略(企業経営の「開国」に向けて;日本企業変革のために―まずは「幻想」を捨てる;めざすべき姿―今ならまだ間に合うが、時間的猶予はない)
未来をつかむ成長戦略に向けて

著者等紹介

アドルフ,ジェラルド[アドルフ,ジェラルド][Adolph,Gerald]
ブーズ・アンド・カンパニーシニア・ヴァイス・プレジデント。ニューヨークオフィスを本拠に活動。クライアント企業のM&Aや企業改革についてファーム内で中心的な役割を担う

ペティート,ジャスティン[ペティート,ジャスティン][Petit,Justin]
ブーズ・アンド・カンパニーヴァイス・プレジデント。ニューヨークオフィスを本拠に活動。コーポレートファイナンスやバリュエーションなどを専門にコンサルティング活動を行っている

シスク,マイケル[シスク,マイケル][Sisk,Michael]
ビジネスライター。『strategy+business』をはじめ、数多くのビジネス誌で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

8
買収する企業は経営の得意な人に国籍も問わず信頼し任せる。成功させる秘訣は敬意をもって人々に接し斧を持って乗り込んで行かない事。投資とはバブルか波の頂点で起こる短期的な高まりなの両サイクルを見抜き他社が買収に踏み込んでも負けじと買収したくなるが、原因を最初に見抜いて考えを最後まで曲げずに冷静でないと見積もりを過大評価してしまい素敵な事業をまあまあの値段で買うのではなく、根拠なき熱狂に巻き込まれると、まあまあの事業を素敵な値段で買うはめになる。バブルの兆候は価値が従来の範囲より乖離している。社会的感染を見る。2014/08/22

DexDax

2
グローバルでの成長戦略を取るうえでM&Aは避けて通れない戦略であり、いかにM&A後の成果を上げるかを考えたうえでM&Aすべきである。M&Aが目的化していることを改めないといけない。2014/09/16

プー男

0
何故日本企業にグローバル化が必要か、何故M&Aが必要か、M&Aするならどうやって実行していくべきか、戦略コンサルタントにひたすら営業されている気分になる良書。モノづくり信仰を皇、グローバル資本主義への嫌悪感を夷とし、現代日本は尊皇攘夷思想の蔓延した幕末に見立てる比喩は面白い。日本はグローバル化出来ないか?いや、出来る、明治維新でそれを成し遂げたんだから。2016/02/27

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