- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
ハンセン病者救済の母、ハンナ・リデルの「性の隔離」の主張から国家による絶対隔離・ワゼクトミーを撃つ。
目次
1 初めてのハンセン病予防法(「癩予防ニ関スル件」の精神;九州療養所の実際)
2 ハンナの「性の隔離」(小型砲艦一隻(a single Gun‐boat)の建造費で
「性の隔離」
光田健輔の主張)
3 草津湯之沢の自由療養地とメアリ・コンウォール・リー(湯之沢のハンセン病患者たち;メアリ・コンウォール・リー)
4 日本の選択=「癩予防法」(世界各国のハンセン病対策;「癩予防法」の制定;本妙寺界隈のハンセン病者の一掃;回春病院の終焉)
著者等紹介
猪飼隆明[イカイタカアキ]
1944(昭和19)年福井県武生市に生れる。京都大学大学院文学研究科修士、博士課程を経て、1976(昭和51)年熊本大学教養部、ついで文学部教授、1998(平成10)年大阪大学に転任、現在大阪大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。