内容説明
債権回収についての実務書は,読者がかなり高度な法律知識を持っているとの前提で書かれているため,審査部等所轄本部の専門家ならともかく,一般の読者には理解しにくく,読みはじめてすぐに投げ出してしまうというのが実情ではないだろうか。しかし取引先が倒産した場合,担当者としてどう対処すべきかを熟知していないと,何から手を着けてよいのかわからずに“あなたまかせ”になってしまう。本書を一読することで,債権回収に関する最低限知っておくべき事柄は修得できるであろう。
目次
第1章 倒産の予知
第2章 取引先倒産時の対応策
第3章 期限の利益の喪失等
第4章 相殺
第5章 第三者からの回収
第6章 手形債務者からの回収
第7章 債権譲渡と債務引受
第8章 各種担保権の実行
第9章 抵当権の実行
第10章 仮差押・仮処分
第11章 強制執行
第12章 整理手続参加
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