内容説明
本書では、『出雲国風土記』に記載されている植物を用途別に分類し「『出雲国風土記』植物用途別分類表」を作成。『出雲国風土記』を中心とした古典を通して、現時点で考証できることは考証し、我が国固有の薬草文化の見直しを行った。
目次
第1章 古代日本の薬草と医薬
第2章 医神大己貴命と薬術の神々
第3章 古代出雲と日本海交易
第4章 龍蛇と神在祭
第5章 古代日本における医療と薬方の問題―漢方と倭方をめぐって
第6章 日本最古の医薬書『大同類聚方』の謎
『勅撰真本大同類聚方』の出雲の薬方
第8章 『大同類聚方』にみる古代出雲薬とその生薬
第9章 『出雲国風土記』『延喜式』にみる出雲の薬草
第10章 現代からみた出雲の薬草
著者等紹介
伊田喜光[イダヨシテル]
昭和大学薬学部教授(生薬学・植物薬品化学)。福岡県出身。九州大学大学院薬学研究科修士課程修了(1966年)。薬学博士
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感想・レビュー
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