著者等紹介
junaida[JUNAIDA]
1978年生まれ。画家。京都精華大学客員教授。ボローニャ国際絵本原画展2015入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
7
Junaidaという特定不明な画家が、宮澤賢治の小説から抜き取ったモチーフを基に、描いた絵画集といえば良いのでしょうか。 宮澤賢治の作品の断片と対に絵を置きながら、不思議な感覚の世界を構成しています。 宮澤賢治ファンならば、それぞれの絵に感じるところがあると思います。 一作品の絵本でないのが残念ですが、賢治作品への扉として素晴らしい絵本だと思います。2017/10/30
ymmtdisk
2
『風の又三郎』『グスコーブドリの伝記』『猫の事務所』などからの一部引用と、その場面に合わせた絵(つまり挿絵のようなもの)。純粋に絵が美しく、ポスター的なデザイン性のある絵もある。『ひのきとひなげし』の蛙かわいい。▼miccaにて。2021/07/24
モリヤマ リン
0
買おうかどうしようか悩んだ末に購入。買ってよかった。1巻と3巻も買う予定。2022/08/16
O. M.
0
宮沢賢治の文章の断片にjunaidaが絵をつける企画の2作目。個人的には「注文の多い料理店」「氷河鼠の毛皮」「山の晨明に関する童話風の構想」といった作品についた絵が面白かったですね。2019/07/07