内容説明
本書は、広く軟体動物学についての知識を得るのに役立つ概説書である。軟体動物学の各分野を広く網羅し、基礎的事項を中心に解説すると同時に最新の知見も加えている。上巻においては、分類、殻体と外套膜、性と生殖、遺伝、系統と進化、学名と命名法について解説を行ったが、本下巻では、それ以外の多くの分野についての解説を載せた。
目次
第8章 発生
第9章 初期生活史
第10章 成長と年齢
第11章 摂餌と消化
第12章 呼吸と循環
第13章 排出
第14章 運動
第15章 神経系と感覚器
第16章 内分泌
第17章 分布と生物地理―浅海性貝類相からみた世界の海洋生物地区
第18章 生態
第19章 有用・有害種
第20章 研究法