内容説明
ようこそ、モネの庭へ。かぞえきれないほどの色がおどり、きらめく…モネは、かわりつづける自然の光のなかで人や風景を描くのが好きでした。そして庭の花々を愛し、自分の手で「花の庭」「水の庭」をつくりあげました。なんどもおなじ景色を描くことでかわりゆく光と色の気配をとらえようとしたのです。〈睡蓮〉の絵で知られる印象派の画家、クロード・モネ(1840‐1926)。庭とともに生きた彼の人生をみつめます。巻末にページ解説とモネの年譜付き。
著者等紹介
ヴェルメイル,カーチェ[ヴェルメイル,カーチェ] [Vermeire,Kaartje]
1981年、ベルギー北部のオランダ語圏(フランデレン地方)ゲント市生まれ。画家、絵本作家。同市の王立美術アカデミーでグラフィックデザインを学ぶ。エッチングや木版画、コラージュなどの技法を駆使した独特の世界観は国内外で高い評価を得ており、『マールとおばあちゃん』(ブロンズ新社)で2010年ロンセ市絵本大賞グランプリ、2013年ニュージーランド児童書ベスト50に選出。2019年には『アンス&ウィルマ 迷子になる』(未邦訳)で、前年の最も優れたオランダ語の絵本に贈られる「本のクジャク賞(Boekenpauw)」を受賞した。オランダのデン・ハーグ市美術館から依頼を受けて描いた本書『モネの庭』は、2021年ドイツ児童文学賞絵本部門の最終候補となった
野坂悦子[ノザカエツコ]
東京生まれ。オランダ語、英語、フランス語から優れた作品を選んで翻訳している。主な訳書に『おおきいかさ』(2023年度えほん50に選定)(化学同人)、『どんぐり喰い』(福音館書店、日本翻訳家協会・翻訳特別賞)など。絵本や紙芝居の創作も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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