出版社内容情報
なぜ私たちは生きて、死ぬのか--? 生き物たちの死に方を学べば、「命の尊さ」が実感できる! ネコは死期を悟ると飼い主の前から姿を消す、サケは産卵してすぐに死ぬ、セミが地上で生きられるのは数日間……。生き物たちの最後の輝きに涙が止まらない。
内容説明
死ぬために故郷へ命がけで帰るサケ。実験室の中で一生を過ごすハツカネズミ。ずっと孤独に光り続ける蛍。コウテイペンギンは子育てで過労死!?命の終わり方に秘められた、寿命の秘密&けなげな生存戦略。
目次
INTRODUCTION なぜいきものは死ぬのか?
1 命はかなく、死ぬ
2 耐え忍んで、死ぬ
3 不運により、死ぬ
4 繊細すぎて、死ぬ
5 不器用で、死ぬ
EPILOGUE いきものの命の時間
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年、東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査や環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。また、トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態・行動などを調査している。上野動物園の動物解説員、ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。ベストセラー『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)のほか、多くの図鑑監修を手掛ける
下間文恵[シモマアヤエ]
1981年千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒業。ゲーム会社や文具会社でキャラクターや背景制作のデザイナーとして従事。現在はポスター等の販促物、雑誌や児童書の挿絵、ロゴデザイン等、幅広い媒体で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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