内容説明
とらえどころのない気持ちや経験を見事にイラストにし、エッセイにも注目が集まる作家が描く、初の絵本。読者対象、0歳~100歳超。
著者等紹介
三好愛[ミヨシアイ]
イラストレーター。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、装画や挿画を数多く担当するほか、クリープハイプや関取花のツアーグッズなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
19
新着棚で。三好さんは、宮部みゆきさんの「三島屋」シリーズの挿絵で知った画家さん。その絵本だと手に取った。”ゆめをみた”でなく、”きた”という表現がおもしろい。その通り、ゆめに意思があり、主体性がある。ふんわり優しい絵で、ほんわかしている。今夜は、どんなゆめが来てくれるかな。2024/12/08
kei-zu
9
エッセイ集「ざらざらをさわる」の著者による絵本。絵柄が題材にマッチし、不思議な感じです。2025/01/11
イカまりこ
8
三好さんの柔らかい絵と不思議な色味にうっとりする絵本。寝ているみんなの元にいろんな夢がやって来る。最近、悪夢を見る本を読んだし、実際怖い夢を見て夢見が悪かったので、私のところにもこんなかわいらしい夢が来てくれたらなぁと思う。猫と温泉はいいよね。泡が目に入らないように気をつけるって、絵を見たらそっちだったかw パレードのシーンでは自然と鼻歌が出てしまうにぎやかさ。脱力系の絵が本当にかわいい。2025/01/10
mntmt
6
ゆるゆるしたイラスト。タイトルのフォントもいい感じ。2025/03/22
遠い日
2
夢は「見る」ものではなくて「来る」ものとして描かれています。夢の方からその人の元にやって来るのだとしたら、どうしてわたしのところには怖い夢しか来ないのでしょう。起きて、夢を覚えていない朝はほっとします。覚えている場合はいつもどこか不穏だったり、怖かったりばかり。いい夢、やって来て欲しいです。2025/05/19