内容説明
大腸ステントの基本から応用まで、臨床の現場で役立つ情報満載!「総説」では大腸ステントの種類、適応症、手技の流れなど、基本的な概要、大腸ステントに関する情報提供、エビデンスを習得するための基盤。「症例」では実際の症例を通して、安全な手技のための大腸ステントの使用法とコツを詳細に解説する。
目次
総説(安全な留置のための適応判断!大腸ステントの適応とミニガイドラインについて―適応となる病態、禁忌/適応外、慎重に適応を検討すべき病態;基本的な大腸ステント開始の準備、各機種の説明、大腸ステント手技のポイントなど;各種大腸ステントの構造と特性の違い;世界のエビデンスとガイドライン;留置後のメンテナンスと閉塞への対処;大腸ステント留置後の外科手術(待機期間など)
大腸ステントの成績と偶発症
大腸ステントと化学療法)
症例(BTS目的の大腸ステント留置が無効であった閉塞性下行結腸癌;tumor ingrowthによるステント閉塞に対しステント追加留置に加えAPC焼灼を施行した横行結腸癌;気をつけよう!時間外での大腸ステント留置;回盲部悪性狭窄に対して緩和的大腸ステントを留置した1例;閉塞性直腸癌に対するプロキシマルリリースタイプ大腸ステント留置術 ほか)
著者等紹介
斉田芳久[サイダヨシヒサ]
東邦大学医療センター大橋病院外科
伊佐山浩通[イサヤマヒロユキ]
順天堂大学消化器内科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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