著者等紹介
望月芳子[モチズキヨシコ]
アメリカ・ミシガン州デトロイトに生まれ、岡山市で育つ。青山学院大学文学部日本文学科卒業。フリーのライター・編集者で、子ども向けのノンフィクションも執筆。第5回子どものための感動ノンフィクション大賞優良作品賞受賞。日本児童文学者協会、および日本児童文芸家協会会員
ミヤザキケンスケ[ミヤザキケンスケ]
1978年佐賀市生まれ。筑波大学修士課程芸術研究科を修了後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。Super Happyをテーマに、見た瞬間に幸せになれる作品制作をしている。現在世界中で壁画を残す活動「Over the Wall」を主宰し、2015年ケニアのスラム街、2016年東ティモールの国立病院、2017年ウクライナでのUNHCRとの共同制作、2018年エクアドルの女性刑務所、2019年ハイチでの国境なき医師団との共同制作、2022年パキスタンの小児病院での壁画制作など、現地の人びとと一緒に壁画を残す活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。ウクライナ出身のバンドゥーラ奏者であるカテリーナさん。チェルノブイリ原発の近くで生まれ、生後1か月で原発事故に遭遇。彼女が、日本でバンドゥーラ奏者・歌手として活躍するまでの様子を描いた絵本。故郷ウクライナに対する想いなどが込められている。訳は望月芳子さん。 2024/03/26
ヒラP@ehon.gohon
9
【再読】大人のための絵本2024/06/15
めめ
1
児童ペン賞ノンフィクション賞を受賞の作品。大量の黄色のヒマワリや、オレンジや青色の長い尾を持つ鳥、彩色された卵など、鮮やかでにぎやかな色彩の絵。文章はシンプルで短く、子どもも飽きずに読めるように工夫されている。チェルノブイリ原発事故やウクライナの戦争など、苦労の多いエカテリーナさん。日本に住み、バンドゥーラという民族楽器を弾きながら歌う音楽活動をしている。絵本を読んで興味を持ち、ネットで見たけど、とてもキレイな楽器の音色と歌声。素敵な絵本でした。2025/05/08
うらん
1
ミヤザキケンスケさんが絵を担当している。ウクライナ出身のバンドゥーラ奏者の女性のお話。2024/04/27
たくさん
0
平坦な絵だからシンプル。チェルノブイリ事故からもう40年くらい経っているからだいぶん苦労をされたのだろう。ウクライナ侵攻が始まってから急にウクライナのことが注目され始めた。けなげに生きる人が救われてほしいなと思います。 2024/11/09
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- 和書
- 立春大吉 創元推理文庫