内容説明
貨幣にはなぜ価値があるのか?現代の金融システムと市場経済の深奥に伏在する“貨幣の謎”の解明に、マルクス経済学の気鋭が挑む。
目次
第1部 商品と価値(商品の同種性;「流通過程の不確定性」と市場理論)
第2部 貨幣と価値形態(価値の量的表現論;価値の知覚の比較学;価値形態論における計算貨幣)
第3部 資本と価値増殖(資本概念の現在;銀行業と資本;価値増殖と貨幣の変容論)
著者等紹介
江原慶[エハラケイ]
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。1987年生まれ。大分大学経済学部准教授等を経て、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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