内容説明
Why can’t we be playful everyday?
目次
新百姓宣言
補論(内なる革命論;探究の軌跡「見方」というレバレッジポイントの発見;武器としての「衣食住をつくる知恵と技」;はじまりのおわりに)
付録:How to Create Society of Creativitism
著者等紹介
おぼけん[オボケン]
渡邉賢太郎。雑誌『新百姓』編集長。1982年、国東半島の兼業農家に生まれる。大学で文化人類学を学んだ後、カネにならないという理由で父が稲作を辞めたことから資本主義に疑問を持ち、証券会社に就職。リーマン・ショックでさらに疑問を深め、2010年に退職、世界の経済の現場を巡るフィールドワークへ。2013年に帰国後、資本主義に代わる新たな社会システムを探究するため、社会課題解決を志す起業家向けの相互扶助コミュニティ形成型創業支援プログラムを立ち上げ、83社150名の起業家に伴走。2018年より、カネを目的としない次世代起業家向けの新たな投資の枠組みを探究するため、Mistletoeにてスタートアップ投資に携わる。その傍ら、自治体や大学と連携し起業家の苗床づくりを手掛けるおせっかい社かけるを創業。2022年、施とともに雑誌『新百姓』を創刊し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
16
ブックマーケットで雑誌「新百姓」の001「水をのむ」と002「米をくう」とともに購入。「お金が一番大事」から「つくる喜びが一番大事」に、価値観の転換を提言している。良く言えばピュアだけれど、厚みがなくて地に足がついていない印象。2024/11/18
宮崎太郎(たろう屋)
4
個人がシステムに依存してきた社会から、「ものづくり」をさらに自由に共に創ることを打ち出すことで「つくる喜び」に満たされる社会を新しい時代と定義してみたい 足元にあるところから少しずつでもこれまでの枠組みを外してみて、暮らしや生き方を考える。分かりやすい言葉で丁寧にその考えを解説してくれています。でもこの考えを正義とせず、承認欲求を満たすためでもない。システムがあればそこから外れたり、落ちこぼれてしまうものがある。効率とは違う発想、モノを生み出していく力を信じること。自分も始めてみたいと思わせてくれました2024/11/11