内容説明
“婚姻”は誰のためにあるのか?―訴訟で何が問われ、原告たちはなぜ立ち上がったのか。弁護団の一員である著者が、制度の背景から裁判の経緯、当事者の声までを網羅的に紹介!
目次
第1章 セクシュアルマイノリティと婚姻の諸問題(婚姻制度の課題を考える;セクシュアルマイノリティ超入門;セクシュアルマイノリティと差別;セクシュアルマイノリティと婚姻制度;婚姻の平等の実現に向けた社会の動き;婚姻の平等の実現に向けた;本章の締めくくりに)
第2章 「結婚の自由をすべての人に」訴訟(訴訟提起に至った経緯;主張の概要等;地裁判決・高裁判決の概要;現時点での到達点;憲法論;そして最高裁へ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
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「結婚の自由をすべての人に」訴訟(同性婚訴訟)を担当している弁護士が地裁・交際判決の概要を解説した本。国は「自然生殖の可能性」を婚姻に求め、同性パートナーが結婚できない現行法の規定を合憲と主張している。しかし、現在の婚姻は異性婚も含め、親密な関係性の保護という点に重点があり、反論が成り立たないとする。簡単に言えば、婚姻によって享受できる法的利益が供与されない状況は差別である。また、個人の尊厳に関わる問題ともなる。最高裁の判断を知る前に読んでおくと論点が整理されて良いかと思う。2026/06/07




