感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
48
日常の中で、半ば無意識に、時々意識的に使っている言葉。こうやって考えてみると、奥が深く広い。これまでの長い長い時間の経過があって、今があり、日々、変化してもいるからだ。ただ、その変化をどう受け取るかはいろいろ。漠然としてではなく、こうやって考えてみるのも面白い。2025/10/01
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
17
面白かった、速攻YouTube登録した。長い年月をかけて、言葉のニュアンスを使い分けた法則が文法となっているということがよくわかった。母国語など、小さい子が習わなくてもできているというのは、言語のシャワーを浴びているからに他ならないと思うのだけど、その辺はあまり拘っていらっしゃらないよう。で、是非ともご紹介したいウチでの事例。喋ってて、どうにもイラつく人がいたんですよ。なんでこんなイライラするのかなと検証してみたら、なんと!その方、尊敬語と謙譲語を全て逆に使われていた。ものの見事に。何を喋っていてもウエ→2024/06/21
たまご
14
日頃なんとなく使い分けている似た言葉たち(格助詞だったりオノマトペだったり間投詞だったり)、その使い分けの背景が、楽しく解説されています。YouTubeも見たいな!2024/02/24
冬野
10
言語や語学には興味があって好きなのだけどゆる言語学ラジオは未視聴。無意識の言葉の使い分けなど、母語でもいざ尋ねられると知らないことや概念ばかりで面白かった。対談形式なので読みやすいのも良き。五十音の並びの理由は数年前に知ったのだけど目が覚めるような驚きがあったなあ。お二人の専門分野が全く違うので、予想外の方向に話が広がっていくのが楽しい。それにしてもドクヂワワの響きの強さよ。ゆる言語学ラジオも気になるところだけど、映像コンテンツは足を踏み入れようと思っても腰が重くなるんだよなあ…ラジオは好きなんだけどな。2025/08/31
つかず8
8
ユーチューブでゆる言語学ラジオを知って、そこからヘビロテで聴いて、最終的に本書を購入。これまでの言語学ラジオの内容を書き下ろしたものかと思いきやほとんど新作という謎の力の入れよう。内容としてもとても面白かった。具体的な詳細は他の感想を入力している方々に譲るが、同じ意味と思われていた言葉(例えば、格助詞の"に"や”を”、”えーと”や”あのー”)について、違う言葉があれば、意味やニュアンスも明確に異なるという事が分かった。今後、日常生活の何気ない言葉の違いを発見し、その意味を考えてしまう沼に嵌りそうである2025/06/03
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