感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
15
面白かった、速攻YouTube登録した。長い年月をかけて、言葉のニュアンスを使い分けた法則が文法となっているということがよくわかった。母国語など、小さい子が習わなくてもできているというのは、言語のシャワーを浴びているからに他ならないと思うのだけど、その辺はあまり拘っていらっしゃらないよう。で、是非ともご紹介したいウチでの事例。喋ってて、どうにもイラつく人がいたんですよ。なんでこんなイライラするのかなと検証してみたら、なんと!その方、尊敬語と謙譲語を全て逆に使われていた。ものの見事に。何を喋っていてもウエ→2024/06/21
たまご
12
日頃なんとなく使い分けている似た言葉たち(格助詞だったりオノマトペだったり間投詞だったり)、その使い分けの背景が、楽しく解説されています。YouTubeも見たいな!2024/02/24
つかず8
6
ユーチューブでゆる言語学ラジオを知って、そこからヘビロテで聴いて、最終的に本書を購入。これまでの言語学ラジオの内容を書き下ろしたものかと思いきやほとんど新作という謎の力の入れよう。内容としてもとても面白かった。具体的な詳細は他の感想を入力している方々に譲るが、同じ意味と思われていた言葉(例えば、格助詞の"に"や”を”、”えーと”や”あのー”)について、違う言葉があれば、意味やニュアンスも明確に異なるという事が分かった。今後、日常生活の何気ない言葉の違いを発見し、その意味を考えてしまう沼に嵌りそうである2025/06/03
die_Stimme
5
ゆる言語学ラジオの書籍化。とはいえ内容はほぼ描き下ろしらしい。めちゃくちゃ面白かった。とくになるほどと思ったのは、現代のチャットツール(TeamsとかSlack)で◯◯が書き込み中…などと表示されるのはフィラー的な機能があるのではという指摘。しびれる。あと、バリューブックスって出版事業もしてるんだ。2023/12/23
Åkky
4
ゆる言語学ラジオのパーソナリティの2人が「あいうえお」の順番やフィラーなど、何も気にせず使ってきた日本語について語り合う本。 堀本がチャチャを入れて議論が停滞、もしくは後戻りするところがゆる言語学ラジオらしさがあって面白かった。2025/06/07