内容説明
土いじり。月夜の斧。手仕事。どんなに忙しくてもくらしがあるかぎり大丈夫。季節の移ろいの中、見つけたゆとりのかたち。10年つづく二拠点生活を綴った上質エッセイ。
目次
第1章 軽井沢の四季(冬の骨格;冬の味 ほか)
第2章 生活をいちからつくる(二拠点生活のはじまり;月夜の斧と昼間の鍬と ほか)
第3章 孤独と再会する(旅に出る理由;ミラノふたり旅 ほか)
第4章 子どもとの時間(ちいさいモモちゃん;筍のえぐみ ほか)
著者等紹介
三浦瑠麗[ミウラルリ]
1980年10月神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程修了、博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師を経て、2019年より株式会社山猫総合研究所代表。専門は、戦争と平和に関する国際政治理論。政治評論やエッセイなども手がける。フジサンケイグループ正論新風賞(2017年)など受賞多数。2014年より東京と長野県軽井沢町との二拠点生活を10年以上続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
55
東京と軽井沢の二拠点生活の中で、軽井沢の暮らしで得られた沢山の思いや発見を、色彩感あふれる文章で綴ったエッセイ。軽井沢の自然とともにある暮らし、数多くの植物との出会い、日々の食卓で整えられる料理の数々。どこにも著者の繊細な眼差しと、生活者としての手際の良さが光っている。国際政治学者としての片りんも見せることなく身の回りの暮らしに徹した文章に、天は三物も四物も与えることがあるのだなと実感する。一方俗っぽい感想ではあるが、才色兼備の著者をもってしても、老後に訪れる二人の日々を選ぶことがなかったのが意外だった。2025/12/31
tacacuro
1
「10年つづく二拠点生活を綴った上質エッセイ」「軽井沢のくらし12ヶ月」とあるが、後半はイタリアや英国への旅行記となり、最後は本宅のリビングや台所に戻ってくるような展開。多くの文字が割かれているのがお料理の話で、料理本としても楽しめ、予約特典がレシピの送付というのも頷ける。いっそレシピ本も出して欲しい。率直に言って、万人受けする類の本ではないと思う。著者のファンがインスタをフォローするような感覚で浸ると、行ったことのない軽井沢や外国での生活、食べたことのない料理を追体験できて心を整えることができるのでは。2025/11/29




