感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
清水勇
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被介護者に徹底して寄り添う姿勢は大変だと思ったが、介護する人達が自分自身を大切にして成長する事例を読めば読むほど本来の介護のあり方を理解させられたしその実例に泣けた。介護の仕事の素晴らしさ、面白さ、楽しさを突き詰めようと努力している姿が眩しい。現在の高齢者に対する過剰医療を見直し、介護主体で医療を脇役とする社会の必要性を痛感。著者は被介護者と介護者の「生き方」のどちらも大切にする為に、無理せずさまざまな工夫を通してこれまでの「仕方がない」から脱却し、人間の持つ可能性を一緒に感じ合える集合体を実現している。2023/11/13
holy river
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介護関連には、様々な体験記や方法論があるが、これは著書の中迎さんの個性に貫かれた一冊。介護の常識に囚われず、目の前にいる利用者さんから学び、その状態に合わせた勤務体制を組む。その人に合わせた介護や支援の方法を、スタッフ関で常に議論しながら模索する様子は、読んでいてワクワクするし、楽しい。こんな事業所て働きたい、身内を預けたいと感じる人も多いだろう。ただ、文章にしている以上に、失敗や困難、批判や軋轢もたくさん抱えていると思う。それを乗り越えたところに、中迎さんといろ葉の強さがあると感じる書だった。2025/12/08




