内容説明
本書は2021年5月12日(看護の日)から18日まで、ギャラリー「ウイングアート」(東京・浜田山)で開催された「川嶋みどり(詞)・渡辺淳(絵)展」で展示した作品を一冊にしたものです。作品は、『あなたの看護は何色ですか』(看護の科学社、2009年発行)に掲載の渡辺淳画伯の原画に川嶋みどり氏の直筆の詞を組合せ額装しました。
著者等紹介
川嶋みどり[カワシマミドリ]
1931年5月18日、京城(現在のソウル市)に生まれる。看護師。1951年日本赤十字女子専門学校(現在の日本赤十字看護大学の前身)卒業、日本赤十字社中央病院(現在の日本赤十字社医療センター)勤務。その後、卒後研修、看護基礎教育に携わる。看護の自立をめざして、看護に対するゆるぎない信念は多くの看護師の共感と信頼を得ている。現在、健和会臨床看護学研究所所長、日本赤十字看護大学名誉教授。一般社団法人日本て・あーて(TE・ARTE)推進協会代表理事。1995年若月賞、2007年ナイチンゲール記賞、2015年山上の光賞受賞。著書は130冊を超える
渡辺淳[ワタナベスナオ]
1931年7月25日、福井県大飯郡川上村(現在のおおい町)に生まれる。画家。炭焼きや郵便配達の仕事のかたわら、若狭の自然を描き続けた。「この谷の土を喰らい、この谷の風に吹かれて生きたい」。「野の詩人」とも「声なきものの声を聴くことができる画家」とも謳われている。作家水上勉との出会い(1970年)により、同氏の著作70冊余りの挿絵・装丁を担当する。若州「一滴文庫」の創設に尽力。1967年「岩窯と蛾」で日展初入選、以後8回入賞1981年安井賞展入選、1993年黄綬褒章受章、2001年福井県新聞文化章受章。2017年8月14日永眠(86歳)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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