内容説明
ゴリラ研究の山極先生、オオカミとヤギが登場する『あらしのよるに』のきむら先生、そして木久扇師匠はゾウとどんな関係が?動物に共通点のある三人の異色鼎談集。
目次
第1部 僕はこうして世間に知られた(ゴリラの群れのなかで暮らした山極壽一;オオカミとヤギが真っ暗な小屋のなかで遭遇する話を書いたきむらゆういち;鎌倉の海辺でゾウに乗れたら楽しいと考えた林家木久扇)
第2部 僕の「コミュニケーションの掟」(山極先生の場合;きむら先生の場合;木久扇師匠の場合)
後記 奇跡的なグッドラック
付録 山極先生の「子ども大学くにたち」の授業「ゴリラといっしょにSDGsを考えてみよう」
著者等紹介
山極壽一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。専攻は人類進化学。2014年、京都大学総長に就任。また、国立大学協会会長、日本学術会議会長などを歴任
きむらゆういち[キムラユウイチ]
1948年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイデアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。数々のロングセラーが国内外の子ども達に読み継がれている
林家木久扇[ハヤシヤキクオウ]
1937年東京都日本橋生まれ。1958年にプロ漫画家デビュー。その後、明るいキャラクターを生かして落語家へ転身。三代目桂三木助に入門した。三木助の死後は、八代目林家正蔵門下へ移籍して林家木久蔵(前名)となり、人気落語家として活躍。テレビ番組『笑点』に1967年10月放送の「若手大喜利」で初出演。1969年11月からレギュラーメンバーとして出演。2024年3月、『笑点』を86歳で卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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