出版社内容情報
ダ・ヴィンチ・コードを超える一気読み本!
スペインのビルバオ、マドリード、バルセロナを舞台に、ラングドンの前に最強の敵が立ちはだかる! 鍵を握るのは、人類最大の謎“我々はどこから来たのか、どこへ行くのか”――。
全世界で2億部突破のベストセラー作家、ダン・ブラウンの最高傑作が待望の文庫化!!
内容説明
宗教象徴学者ラングドンは、スペインのグッゲンハイム美術館を訪れていた。元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来て、どこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす映像を発表するというのだ。しかし発表の直前、カーシュは額を撃ち抜かれて絶命する。一体誰が―。誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館長・アンブラは逃亡しながら、カーシュの残した人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!
著者等紹介
ブラウン,ダン[ブラウン,ダン] [Brown,Dan]
1964~。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年『パズル・パレス』でデビュー。2003年、4作目となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、1週目からベストセラーランキング1位を獲得し、各国でも次々に翻訳出版され、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
281
読書初心者だった5~6年前、当時は面白い本の見つけ方もわからず当然当たり外れが多かった。ビジネス本ばかり読んでいた。そんな時、担当するお客様が読書好きと知りお薦めの本を伺うと『ダ・ヴィンチ・コード』は面白かったと。聞いたこともなく、苦労して手に入れた。抜群に面白かった!読む手が止まらない!小説という世界にはまった瞬間でした。満を持しての本作。今回は人類最大の謎『我々はどこから来たのか』『我々はどこに行くのか』に答を見出だした!それは宗教界の歴史を粉々にするらしい。変わらずの疾走感、じっくり楽しもう‼️🙇2020/04/12
SJW
162
すべての作品を読む作者の一人、ダン・ブラウンのラングドンシリーズ‼️久々の作品なのでテンション上がる。今回はラングドン教授の教え子カーシュが発表しようとした人類最大の発見を阻止しようとするキリスト教カトリックとスペイン王室の陰謀にラングドンが巻き込まれる。いつも初めから追われて逃げる🏃ストーリー展開が多いのだけれど、今回は上巻の半分を越えてから事件が起きる。この小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学、宗教団体はすべて実在するので勉強にもなること請け合いです。当然ストーリーはフィクションですが。2019/09/23
ジェンダー
157
読み終わった!今回は元教え子カ-シュの発見の発表会での話であるけど宗教のタブ-に切り込んだ内容であり2人+カ-シュ作ったAIと共に解き明かす。これまでのシリーズに比べたら少し物足りない気がするけどあまり考えた事ない内容であるけれどでもカ-シュの発見がどのような形で明かされるのかこれからどういう展開になって行くのか楽しみ!後下巻読んだらラングドンシリーズは一通り読み終えるから少し寂しさはあるけど!2024/04/01
のんき
99
宗教象徴学者ラングドンは、教え子のカーシュの死を目の前で目撃。ラングドンと美術館長アンブラがカーシュを誰が殺害したのか、カーシュは何を全世界のみんなに発表しようとしたのかの謎を解明しようとします。わたしは、特にカーシュの発表しようとしたものが何かが気になりました。宗教界の指導者にとっては、都合の悪いものらしいぐらいしかわからないけど。ダーウィンの進化論よりもスゴイものらしいです。美術館の作品や、カーシュの発表の前の演出、人工知能の凄さは、近い未来に起こりそうな予感もしました。続きが気になります2019/07/04
あきぽん
93
相変わらず大学教授が美女を傍らに世界の名所で大暴れ!のインテリスーパーヒーロー冒険活劇なのだけれど、今回のテーマははIT・AIであり、名所も現代美術館と、今までになくモダンな感じになっている。シリーズ屈指の名作の予感。次巻へ。2019/05/11