幻冬舎新書<br> 無縁仏でいい、という選択―墓も、墓じまいも、遺骨も要らない

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幻冬舎新書
無縁仏でいい、という選択―墓も、墓じまいも、遺骨も要らない

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987920
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

バチは誰にも当たらない。我々はもう気づいている

――子供や孫が、自分や先祖を供養する必要などない、と。

平均寿命が延伸し、多くの日本人が天寿を全うする。
ゆえに死は必ずしも惜しむべきものではなくなる。人生の時間は圧倒的に増え、生き方も変わり、死に方、死後の扱われ方も大きく変化した。
そして、そもそも現在の葬式や墓の在り方はそれほど長い伝統を持たない。
昨今、家族葬が増え、孤独死・無縁死、無縁墓の増加や墓じまいの高額な離断料が問題になり、人々は葬式と墓と遺骨を持て余している。これまでのような供養を必要としていないのだ。
これは無責任ではなく自然の道理だ。長寿が変えた日本人の死生観――その最前線を考察する。


【目次】

内容説明

平均寿命が延伸し、多くの日本人が天寿を全うする。ゆえに死は必ずしも惜しむべきものではなくなった。人生の時間は圧倒的に増え、生き方も変わり、死に方、死後の扱われ方も大きく変化した。そして、そもそも現在の葬式や墓の在り方はそれほど長い伝統を持たない。昨今、家族葬が増え、孤独死・無縁死、無縁墓の増加や墓じまいの高額な離檀料が問題になり、人々は葬式と墓と遺骨を持て余している。これまでのような供養を必要としていないのだ。これは無責任ではなく自然の道理だ。長寿が変えた日本人の死生観―その最前線を考察する。

目次

第1章 なぜ仏教式の葬式をしなくてもいいのか(多くの人は仏教式の葬式が時代にそぐわず面倒だと考えている;仏教式の葬式を生むきっかけになった道元の曹洞宗 ほか)
第2章 墓を建てることが強制されてきた(檀家としての意識のない者にとって、檀家とは何か?;家によって墓の種類が異なり、墓自体もあったりなかったりする ほか)
第3章 無縁仏にまっしぐら(墓石の注文が激減―日本人は墓を作らなくなった;無駄になる終の棲家 ほか)
第4章 無縁仏こそ私たちの願い(Nスペ「無縁社会」制作者たちの心象風景;サラリーマン社会の競争の激しさとその代償としての無縁 ほか)
第5章 最後は誰もが野垂れ死に(「それで生きていけなかったら死ね」―ヤマギシ会の「野垂れ死に研鑽」;過去、無数にあった野垂れ死にも現代の孤独死も、一人でよく生きた証 ほか)

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。作家、宗教学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在、東京通信大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

95
うちは高齢の母を抱えているので、どのような葬式にするか悩んでいる。高額な葬儀を出すつもりも、親戚や知り合いも少ない。最近の家族葬もオプションをつければ高額になる。そして何よりお布施。お気持ちでと言いつつも相場があり、墓じまいも大変だ。ちゃんと葬儀をしないと供養にならないと葬儀社や寺院は唱える。お気持ちといっても、それなりの財産があればいいがそうでない者は、相場のあるようなお布施は負担が大きいと思う。一人暮らしで孤独死も増えている現在、寺院や葬儀社も考え直す時代だと思う。ちなみに私は献体登録済み。2026/02/22

レモングラス

94
墓を建てた人は立派なものを造ることができたと達成感を得たであろう。その後、子孫は維持できなくなり墓じまい。建てた人は、終の棲家のはずだったのにと思っているか、墓を建てるというのは随分と無意味なことをしたものだと考えているだろうかというようなことが書かれている。価値観、生活様式、変わっていくのはお墓だけではない。今、大事に考えていることやあれこれ悩んでいることも後になれば全く変わっているかも。墓事情、昔と今、東と西、初めて知ることも多かったです。墓じまい、永代供養、うちは無事終わりホッとしています。2026/03/28

熊本震災10年の雨巫女。

18
《私-図書館》両親を亡くし、それぞれの葬儀が終えて、お寺の付き合いや法事や墓じまいなど、参考になりました。2026/04/08

turtle

12
仏教式の葬式を出す際に決まったお寺がある=自分の家は檀家である。知らなかった〜。とはいえ、両親が共に他界して田舎に実家もない場合は、最早檀家という意識を持ちようがないですし、多額の費用がかかるとしか思えない墓じまいはせず、本書にあるように放置という方法は止むを得ない選択に思えてきました。お寺も跡継ぎで苦労するでしょうし、お墓どころか寺じまい、墓地じまいなんてことになっていくのかなぁ、などと考えることしばしば。2026/04/08

jackbdc

11
複数の論点があるが、先ずプライベートにおいて個人の選択肢拡大の良い傾向がある裏で逆に親族や地域組織において風習因習の継続性問題やあり方問題等に悩まされる状態が発生している。パブリックにおいても公営墓地や終活支援分野において変化に応じた対応の検討が求められる状況にあるだろう。死や弔いを取り巻く環境変化が著しい。昭和時代との比較のみならず、時間スケールを拡大したり、地域を日本だけじゃなく海外まで拡大してみても、その変容振りは明らかであり、ある種の開き直りが無いと対処が難しい事が体感として理解できる感じ。2026/03/17

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