内容説明
言語を礎に、世界各地の政治、経済、文化など多岐にわたる分野の教育・研究機関として紡がれてきたその歴史は、つねに日本を取り巻く国際情勢の変化とともにあった。
目次
第1章 前史 開国と外国語・外国事情の教育・研究のはじまり
第2章 明治の近代教育体制の構築と外国語学校の設置
第3章 日清戦争と「外国語ニ熟達スルノ士」の養成
第4章 日露戦争、第一次世界大戦と「貿易」「殖民」「外国語」の教育
第5章 戦時下の外国語教育と学徒出陣
第6章 戦後の外国語教育と「国際人」の養成
第7章 高度経済成長と「地域研究」
第8章 国際社会を覆う東京外国語大学の教育改革