朝鮮人シベリア抑留―私は日本軍・人民軍・国軍だった

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朝鮮人シベリア抑留―私は日本軍・人民軍・国軍だった

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910635019
  • NDC分類 929.16
  • Cコード C0036

内容説明

1945年、シベリア。「日本軍」として捕らえられ、抑留された朝鮮人青年たちは―。日帝時代に徴兵され満洲に送られた朝鮮人青年たちは、解放と同時にソ連軍の捕虜となり、シベリアに抑留され、その間に故国は分断された。命からがら38度線を越えて南の故郷に帰った者たちに待ち受けていたのは、生涯に及ぶ過酷で非道な日々だった。反骨のジャーナリストが、東アジアの現代史の空白に迫る渾身のルポルタージュ。

目次

1 抑留、試練が始まる(三八度線に現れた怪青年たち;父の足跡;千島列島からソ満国境まで;解放の喜びは消えて;スターリンの抑留決定 ほか)
2 帰還、試練は終わらなかった(帰還、新たな苦難の始まり;朝鮮戦争、再び戦禍に;故郷に戻らなかった人々―柳學龜と呉雄根;強要された沈黙と朔風会;苦しみを分かち合い共同闘争に)

著者等紹介

金孝淳[キムヒョスン]
1974年ソウル大政治学科卒。東洋通信、京郷新聞を経て『ハンギョレ新聞』創刊に参加し、東京特派員・編集局長・編集人(主筆)を務めた。2007年から現場に戻って「大記者」の肩書きで活動し2012年に退社した。「フォーラム真実と正義」共同代表を務め、韓日関係、東アジアの平和・和解・市民運動などをテーマに執筆し、歴史から葬られた人々に対して関心がある

渡辺直紀[ワタナベナオキ]
武蔵大学教授。専攻は韓国・朝鮮文学。1965年東京生まれ。慶応大政治学科卒。出版社勤務などを経て渡韓。韓国・東国大学校大学院国語国文学科博士課程修了(文学博士)。高麗大招聘専任講師を経て2005年より現職。東京外国語大学非常勤講師。カリフォルニア大サンディエゴ校客員研究員(2011年度)、高麗大招聘教授(2018年度)など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

17
原著は2009年刊。著者は韓国人ジャーナリスト。日本軍に従軍し、戦後シベリアに抑留された朝鮮人の人数の正確な統計はないようだ。抑留者が最も多く帰ってきたのが1948年12月で約2200人が38度線の北側の興南港に到着。審査手続きを経て帰還となるが、南北分断で南側への移動も命がけ。北側からの工作員と疑われ収容所に連行され酷い拷問を受ける者もいた。ソ連から来たという理由で韓国国内の捜査機関だけでなく在韓米軍も調査に加わる警戒ぶり。その後、朝鮮戦争が勃発し抑留帰還者も巻き込まれる。あまりに過酷。2024/08/24

フンフン

9
韓国で「親日」というと、日本の植民地支配に協力したことを意味し、「売国」と同様の語感があるんだって! それじゃ誰だって親日派と見られたくないよね。昔は朝鮮人も国籍は日本だったわけで、徴兵されてシベリアに抑留された人もいた。でも、日本の兵隊になった人は、そもそも対日協力者とみなされるし、ソ連で何年も生活したとなると、韓国では北のスパイの嫌疑も受けることになり、息をひそめて暮らす状況だった。韓ソ国交回復後、やっと朝鮮人抑留者も声を挙げ始めたが祖国は冷たかった。2025/02/13

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