内容説明
バンコクに点在するホラースポット、アユタヤの世界遺産で語り継がれる怪異、イサーンやメコン川に潜む妖怪、パタヤの歓楽街で暗躍するクメール呪術師…タイのホラーがアツい!“見えざるもの”への敬意と畏布が交錯するタイ文化としての怪談を全39話掲載!!
目次
第1章 バンコク
第2章 中央部・西部
第3章 北部
第4章 東北部(イサーン)
第5章 東部
第6章 南部
著者等紹介
バンナー星人[バンナーセイジン]
2004年よりタイ在住。バンコクの公立学校にてタイの高校生に日本語を教えている。2017年に高野山大学院通信課程密教学修士号取得。仏教とオカルトが織りなすタイのアメイジングな魅力にとりつかれ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
8
タイ在住高校教師が土地ごとの怪談を紹介、職業柄若者に伝わる今の怪談も多い。スマトラ大津波にまつわる2話が哀切で印象深い。映画などで有名な“首だけ女”のほか飢餓の妖怪(針穴のような口で異様に背が高い)も今も恐れられている。テレビで(日本のかつての宜保愛子らのような)心霊相談が盛んで普通のストレートニュース番組でも心霊話題があるなどお国柄しのべる。非常に面白かった。読了3/282023/04/05
qoop
8
地域ごとにまとめられたタイの心霊スポットガイド。土地の歴史や風土、あるいは人柄を絡めて書かれた怪異は、日本と異なる背景を色濃く伝える。怪談の起承転結がもたらすリアリティに彼我でこれほど差異があるのかと驚きながら読み、新鮮さを覚えた。恐怖の感覚は生存本能などに刷り込まれたものかも知れないが、それが共同体の中で醸成されていく過程で違いを生むんだろうな。日本の実話怪談がどれほど民話世界から洗練?されたとしても、土着性は払拭し得ないのかも知れないと考えさせられる。2022/11/04
XX
6
タイの高校で日本語を教えている著者によるタイの実話怪談。身も凍るような怖い怪談というより、タイの人々の生活の息遣いが聞こえるような話が多く面白い。タイでは幽霊や妖怪がとても身近で、TVやラジオの心霊番組はもちろんのこと普通のニュースでも取り上げられることがある。また成仏できない幽霊に生きている人間の徳を分けてあげることで成仏できるという考え方をする。殺人の被害者は怨霊化して祟るけれど、スマトラ島沖地震の津波の被害者の霊たちの話は東日本大震災を思わせる寂しいやさしいものだった。2025/12/13
おふろ
4
タイの人の幽霊や怨霊、妖精に対する考え方、信じ方がわかりやすく書かれてて、かなりハードな話もたくさん そのままホラー映画何本も作れそう。2025/01/07
源次/びめいだー
0
Vtuberの諸星めぐるさんのおすすめということで読みました。良かったです。2023/09/30




