- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
企業に共通する課題、解決策はただ一つ
リーダー育成とビジネス変革の2兎を追え！
「企業の変革を担う人材がいない」。多くの企業に共通する悩みですが、解決策は一つしかありません。ビジネス変革プロジェクトを推進する中で、変革リーダーとなり得る人材を育てることです。
そんな二兎を追う「育つ変革プロジェクト」の第一人者が、具体的な事例とともにノウハウ・方法論を詳細解説しました。特にデジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組む企業の経営層やマネジャー、プロジェクト担当者には必読の一冊です。
今、ビジネスのデジタル化、グローバル化が急速に進んでおり、企業やそこで働くビジネスパーソンはこれまでのビジネスのやり方を変えていかなければ、激しい競争に勝ち残っていくことができません。なかでも、デジタルによるビジネス変革を意味するDXは喫緊の課題です。
ところが多くの企業は「変革プロジェクトを担うリーダーがいない」「変革プロジェクトをやったことがないので、リーダーを育てられない」というジレンマを抱えています。それを一気に解決するのが、育つ変革プロジェクトです。
本書では住友生命保険などの事例を基に、育つ変革プロジェクトとは何かを解説したうえで、プロジェクトの立ち上げ方や推進方法、その中で人材を育成するためのノウハウ、プロジェクトの成果を会社全体に広げるやり方などを詳細に解説します。これらは、著者らが10年以上にわたるコンサルティングの実践で培った方法論です。一読すれば「なるほど！ これならできる」と腑に落ちて、即座に実践できるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
40
集合研修が効果を上げにくい理由が二つある。まず単純な話として「受講者は、講義で聞いたことの2.1％しか記憶に残らない」と言われる。キーワードに絞っても、29.1％しか覚えてくれない。もう一つ、「講義内容と現場の死の谷」を越えるのは受講者任せという問題がある。教わったことを現場で早速使ってみたいと思ったとしても、「使う場面がない」「慣れていないので自信がない」「サポートしてくれる人がいない」という三つの「ない」が死の谷として受講者の前に横たわる。 この状況で新しいノウハウを適用しろというのは、無理筋だ。2020/06/07
グッドバイ
3
タイトルに教科書とあるため、理論的なものにフォーカスしていることを期待しましたが、実際は変革プロジェクトにおける様々なノウハウ集。但し、現役のコンサルタントによる本であるため、プロジェクト推進・運営に係る豊富なtipsやフレームワークが具体的に示されている。実際に会社等で変革プロジェクトに関わる場合に手元に置いておきたい一冊。
とれっく
3
読み始めた時期が、私の母が亡くなったのと同時期だったので、読み終わるまですごく時間がかかってしまった。 でも社内プロジェクトの推進や、チーム内でのリーダーシップなど、為になる情報が満載だった。 再読したい本です。2019/09/20
mitsuasa
2
なかなか勉強になった。学びすぎて、なんとも言えない気持ち。2023/03/21
caniTSUYO
2
新規事業、業務改善、組織改革…なんでもいいけど様々な出自のメンバーが集合して、何から手をつけたらいいかわからないみたいなプロジェクトにおいての手引きみたいな本。 マインドセット、チーム組成、チーム内ルールの設定、ゴールの設定、ゴールに対してのプロセスの設定…プロジェクトを進める上で当たり前のことが書かれてるが、日本の大企業は当たり前のことをやりにくい文化やそれが醸成するバイアス、そもそもプロジェクトを推進することやマネジメントについて考えてなかったとのでこれくらい当たり前のこと書いた方が良いんだろうな。2022/04/21
