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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sayan
24
「ひょっとすると」30分後…脱構築が誕生した、そんな語りで本書は既存のデリダ伝と性格を異にする。坂本龍一、Sレイノルズ等POPカルチャーとの接続も取り上げる本書の展開はスピード感と著者の独特な文体リズムが心地いい。それに気分を良くして難解で茫茫たるデリダ特有の議論と概念が多面的、立体的にイメージでき痛快な通読経験に浸る事ができる。眼前のデリダ著「法の力」を手に「脱構築は正義である」と議論するところ「ひょっとすると」理解が一歩進んだかもしれない、そんな勘違いを味わえるデリダ書籍は他になく本書の魅力が際立つ。2024/04/15
takao
2
ふむ2024/08/26