内容説明
歌いながら気持ちよく呼吸するために、歌手ならだれでも知っておきたいことを解説している。
目次
骨格上のバランス
鼻孔
口
舌
顎関節
顔の筋肉
唇
咽頭の筋肉
気管と食道
肺〔ほか〕
著者等紹介
平野裕之[ヒラノヒロユキ]
JITとは「徹底したムダ取りの思想と技術」である、との信念のもとに、また「生産とは音楽である」などのユニークな主張を掲げ、日本国内はもとより、海外の企業数十社でも、ジャストインタイム(=JIT)生産方式(超・合理化を実現する新生産システム)による現場の合理化改革の指導を行っている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
17
とてもわかりやすかったです。気になった時に何度も確認したい本。2015/04/23
neco
16
この本はすごい。歌を歌う人には、必読本だ。骨格上バランス、鼻孔、口、舌、顎関節、顔の筋肉、唇、咽頭の筋肉、気管と食道、肺、肋骨、横隔膜、骨盤、脊髄、首。個人的には、脊椎の寄り戻りと伸び、頭と脊椎の関係、首の表層と深層の筋肉についてが非常に参考になった。『身体の地理学の見地から、歌うということは、非常に深く内的である』『感情的にも知的にも、歌うことを「深く内面から発するもの」としてとらえます』このボディマッピングの本を携帯し、身体の緊張から開放されて、伸びやかに歌いたい。2020/01/12
Inuko
12
声を出して歌うのが下手になったので最近ボイトレに通い始めたのだが、呼気がどのように口や鼻から出るのか、その感覚がつかめず混乱してしまったので、呼吸の構造と動きについて正しく身体を認識(ボディ・マップ)するために読んだ。知って驚いたのは肺の大きさと位置。上端は鎖骨よりも上方にあり、また、脊椎の縁に沿って肋骨の背面にまで広がっていて、自分が思っていたよりもうんと大きい。呼吸に伴う横隔膜・肋骨・脊椎の動き方については今まで正反対に認識してしまっていた部分が判明。言葉遣いは独特だけれど、分かりやすい1冊だと思う。2023/03/28
Sachi
7
大きい人体の図がいいです。歌うことに特化するなら「歌手なら知っておきたいからだの事」の方が具体的で役に立ちました。2015/03/12
太郎丸
4
呼吸は全身と連動する。生命活動に不可欠だが血液や内臓と違い、自分で調整することが可能な呼吸。そのメカニズムについて知ることは生きることを豊かにする上で助けになると思う2020/01/27