[テキスト]<br> ザ・ビートルズ vs ジェームズ・ボンド

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ザ・ビートルズ vs ジェームズ・ボンド

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  • サイズ A5判/ページ数 592p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784910511672
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

お決まりの美辞麗句に飽き飽きしている大人のためのビートルズの本

うんざりするほど聞かされた聖人君主のジョンではなく、若い頃は暴君だったリアルなジョンを読みたい、大金持ちになっても子供たちを私立学校に入れなかったポールの庶民気質の素晴らしさを知りたい、ビートルズ内部において、下手したらジョンとポールよりディランのほうが好きだったジョージ・ハリソンという男の実像を見てみたい、
リンゴ・スターという極貧家庭に生まれた男のたくましさとその魅力をあらためて知りたい。
そんな大人のためのビートルズの本です。
と同時に、時代の変化のなかでもまれながら、21世紀になって変わっていったジェームズ・ボンドの本でもあります。

1962年10月5日、まったく同じ年の同じ日に、イギリスが生んだポップ・カルチャーの二大モンスターが登場した。その日、ビートルズのデビュー・シングル「ラヴ・ミー・ドゥ」が発売され、そして007シリーズの最初の映画『ドクター・ノオ』が初公開となったのだ。21世紀のいまとなっても、イギリスを代表するこれら両雄は、しかし対極的な存在だった。
かたや愛を歌い、かたや殺しのライセンスをもつ男。かたや女王から表彰されるが勲章を返還し、かたや女王のために働く男。かたや労働者階級の子供たちの作ったロック・バンドで、かたや上流階級出身の小説家の書いたフィクションが元になった映画。かたやモップヘアーで、かたや油を塗った七三分け。かたや大麻にLSDで、かたやウィスキー、かたや楽しそうで、かたやしかめっ面、つまりエロスとタナトス……だが、この両者は、じつは意外なほど交わりわってもいた。
イギリスの気鋭のジャーナリストが、膨大な資料のうえに21世紀の視点で2021年までのできごとを描いた、大人のためのビートルズ/ジェームズ・ボンドの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーこ

24
このページ数で2段組!通勤に持参するにもベッドで寝る前に読むにもこの本の重さがネックとなり読むのに時間がかかったが、とてもとても面白かった。誰もが知っているビートルズと007。同じ日にデビューしていたこの2作が、実は正反対の事をテーマにしており世界観も真逆だが、どちらも世界中で大ヒットしイギリスの象徴となる。その過程が時代やイギリスの背景と共に語られる。途中から単なるゴシップを読んでいる気もしたが、最後まで興味深く読めた。2025/05/04

タイコウチ

8
年に1冊くらい自分のための書かれたのかと思わせてくれる本に出会うが、今年はこの1冊。ビートルズと007という一見食い合せの悪そうな二題噺で戦後から現在に至る英国社会の精神史を語る。ビートルズは音楽ばかりか関連書も数十冊読んでいるし、007も原作を読破し、映画版も全て何度も見ている自分にとっては既知の話も多いが、「生の肯定」と「死への欲動」という対照的なベクトルを持つ両者を時代の節目ごとに撚り合わせていく手際は見事。1960年ビートルズのハンブルク公演の2週間前に現地の売春窟の記事をフレミングが書いている。2024/10/31

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