目次
序章
第1章 薬物事犯の規制―覚醒剤規制の歴史的経緯を中心に(覚醒剤とその合成;第一次乱用期における覚醒剤取締法成立以前の経緯 ほか)
第2章 危険ドラッグ事犯における故意の成否―故意概念を修正した判例(危険ドラッグの社会問題化の経緯と現状;現時点で危険ドラッグの事例判断を検討する意義 ほか)
第3章 危険ドラッグ事犯における故意の成否―故意概念を維持した判例(平成二七年高裁判決における争点と事例判断;故意の基本概念(位置づけを含む)の確認 ほか)
第4章 危険ドラッグ事犯における故意の成否―判断方法の比較(危険ドラッグの蔓延状況と争点;危険ドラッグ事犯における故意の成否を判断する方法 ほか)
第5章 故意論と錯誤論の関係―薬物事犯を中心に(昭和五四年決定と同決定に至るまでの経緯とその評価;平成二年決定と同決定に至るまでの経緯とその評価 ほか)
補論 法化社会とその在り方
著者等紹介
明照博章[ミョウショウヒロアキ]
1969年滋賀県出身。現在、松山大学法学部教授・博士(法学)(広島大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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