感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GO-FEET
5
《ピーター・バラカン――でも、ポピュラー音楽って政治抜きで語れるものではないし、ドキュメンタリーとなると往々にしてそういう要素がなんかで出てきます。(中略)決して避けるべきものではない。『Dance Craze』だって、2トーンはもともとナショナル・フロントが幅をきかせていた時代だからこそできたような音楽ですからね。 須川宗純―― おっしゃるとおりで、ジェリー・ダマーズがあのころ白人と黒人でいっしょにバンドをやるという方針を打ち出したことは本当に画期的なことだったと思います。》(21頁)2024/06/03