目次
序章 世界初「軽い車いすの誕生」奮闘記
第1章 志のはじめに
第2章 人生最大の危機 売上が半分、週休4日の○○○○ショック
第3章 軽量材料の基礎知識
第4章 どうして超軽量車いすを作ろうと思い立ったのか?
第5章 モノ作りの浜松で革命を起こす
第6章 超軽量の寿いすの完成「私でも持てる!」きゃしゃな女性の喜びの声
第7章 橋本エンジニアリングとは
終章 あとがき
著者等紹介
橋本裕司[ハシモトユウジ]
1967年静岡県浜松市生まれ。静岡県立浜松商業高等学校卒業後、運送会社に就職し、魚市場の現場を手伝いながら鮮魚の運送業に従事。その後好きなことを職業にしたいと、釣り具メーカーメガバス株式会社に何度も断られながらもなんとか入社。営業として日本全国を飛び回った。7年後、父が経営する橋本部品製作所の経営危機を助けるため後継者として入社。工業のことなど経験もなかったため、学びのために工業高校定時制に入学し28才で再び高校に。入社後6年で経営黒字化。その後自己啓発の一環として人材育成コンサルティングのアチーブメント株式会社の学びを始め、人生の目的を見つけぶれない自分を気築く。2009年に社長就任、直後のリーマンショックでリストラを決断。2度と同じことを繰り返さないために、メーカーになる方針を掲げ、車いすメーカーになる。現在パラリンピックテニス競技用車いすの開発も行う。2018年経済産業省はばたく中小企業300社受賞。同2018年マグネシウム協会技術大賞受賞、2014、2018、2020年に車いす3車種連続でグッドデザイン賞受賞、うちMC‐XはBEST100&未来づくりデザイン賞も受賞
朝倉健太郎[アサクラケンタロウ]
東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻において、光学顕微鏡および電子顕微鏡による材料研究・構造解析を約40年行う。フェライト系耐熱鋼、核融合炉壁材料、高速増殖炉用材料、アルミニウム合金、銅合金、チタンおよびチタン合金、義肢装具用材料など多くの材料を対象とした研究を行う。1997年Michael Tenenbaum論文賞、2008年銅及び銅合金技術研究会(日本伸銅協会)論文賞、2014年日本チタン協会特別賞など。工学博士(東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻)。東武医学技術専門学校非常勤講師(公衆衛生学)。幸手看護専門学校非常勤講師(公衆衛生学・社会福祉)、東京デザインテクノロジーセンター専門学校非常勤講師(福祉工学、機械工作基礎)、日産アーク(株)技術顧問、水谷理美容鋏製作所技術顧問、池上精機(株)技術顧問、日本チタン協会福祉・医療WG外部委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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