内容説明
消費税を廃止すれば財務省の息の根が止まる。“財務省=経団連”という腐敗構図。なぜただの官庁が政治の実権を握っているのか?奴らを倒さなければ国が倒れる!元国税が内部事情を大暴露。財務省を本来の「国の会計係」の役割に戻す。
目次
第1章 財務省は驚くほど強大な権力を持っている
第2章 財務省を解体すべき理由
第3章 財務省の弱点
第4章 消費税を廃止すれば財務省の息の根が止まる
第5章 財務省を解体するのは実は簡単
第6章 財務省解体後の新しい省庁システム
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中。You Tubeで「大村大次郎チャンネル」を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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厭世GUY
1
財務省の外局である元国税庁職員による内部告発的な本書。徴税権や質問検査権(法人や個人の生活について洗いざらい調べることが許される力)を持つ国税庁の権力は肥大化し、政治家も逆らえず、逆らえば醜聞を出されて退任に追い込まれる。財務省を肥やすだけの消費税を廃止し、本来の国の会計業務に就かせるべきだとの論旨。消費税を廃止すれば年金生活の高齢者は助かるが、その分社会保険料等の現役世代の負担が増加して消費意欲が減退し経済が鈍化する可能性もあると思うが。まあ、消費税分を補填できるだけの無駄な予算をなくせということか。2025/09/09
soccer atsushi
0
財務省は解体すべし。全国民が読むべき良書。消費税に固執する財務官僚はもとより、大企業役職員や中北のような御用学者は読んでも無駄かもしれないが、まともな政治経済学者は皆読むべき経世の書だ。2025/08/04