内容説明
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、世界のエネルギー価格高騰に拍車がかかった。環境保護団体の反対運動=「環境問題工作」を陰で支援しているロシア、太陽光発電の利権を握る中国の高笑いが聞こえてくる。いま日本と世界は、どう動くべきなのか。
目次
第1章 エネルギー価格高騰は「脱炭素」にうつつを抜かしたツケ
第2章 エネルギー問題から見えてくる「脱炭素化社会」の矛盾
第3章 イメージばかりが先行している「脱炭素」の真実
第4章 中露の「環境問題工作」に抗わねば自由主義国家は弱体化する
第5章 ファクトチェック!「気候危機説」は本当なのか
第6章 「脱炭素社会」に惑わされずに日本が進むべき道
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている
杉山大志[スギヤマタイシ]
1991年、東京大学理学部物理学科卒業。93年、東京大学大学院工学研究科物理工学修士了。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)、産業構造審議会、省エネルギー基準部会、NEDO技術委員等のメンバーも務める。産経新聞「正論」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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