内容説明
京都からホホホ座座長(元ガケ書房店主)が紡ぐ、見た記録、考えた詩、書いた散文。特別冊子「山下賢二のこと」付き。寄稿:松本隆、堀部篤史、廣田瑞佳、山下睦乃。
目次
朝が過去形でやってくる
帰る場所がないということ
若い凧
入ってる君
行けばわかるし
これは反省文ではない
先輩たちの足どり
この詩は谷川俊太郎が書きました
横柄な横着
爆発後のルール
ほっこりという盲目
いつかのいつもの朝
むかしの一日から「1993年11月23日(水)」
見てただけ
夢を削っていく
泣いているきみを見たい
ここではないどこかはもうない
自炊行為
今日
やましたくんはしゃべらない・詳細編〔ほか〕
著者等紹介
山下賢二[ヤマシタケンジ]
1972年、京都生まれ。2004年に「ガケ書房」を創業。2015年4月1日、「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座浄土寺店」として継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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コンチャン
9
著者のこれまでの経験が静かな筆致で綴られています。これまでに読んだ印象的だった本なども紹介されていて、気になる作品も見つかりました。2024/08/16
takao
2
ふむ2024/08/24
りんご1つ
1
たまたま目にする機会が複数回あり、図書館で予約してしばらく待って順がきました。 私も過去に読んだ本のことや人が出てきて、うれしかった。 弱いようでたくましさもあり、おもしろい人だな、という印象。自分の子どもの時や、20代のころを思い出しました。2024/07/27
えっちゃん
1
学校に通っていた時期と社会に出てからのキャラクターがまったく違う人はたくさんいる。学生生活をエンジョイできてなかった人の方が圧倒的に社会に出てから伸びると思っているとあるが、まさに私もそう思う。2024/07/19
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