内容説明
ジャック・ケルアックをはじめ、アレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズをはじめとするビート・ジェネレーション、そしてカウンターカルチャーにまつわる約1,200点のペーパーメディアから、その歴史を振り返る―ビート・ジェネレーション年表・相関図も収録。
目次
1 ジャック・ケルアック『On the Road(オン・ザ・ロード)』
2 ジャック・ケルアックの著作―ドゥルーズ伝
3 ビート・ジェネレーションブック・カタログ
4 シティライツブックスとリトルマガジン
5 ゲーリー・スナイダーと日本のビート・ジェネレーション
年表
相関図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.Yokota
3
初版本やフリーペーパー、リトルマガジンやポスターなど、ビート・ジェネレーションに関する資料を写真で数多く紹介しているカタログ的な本。他、改めてビート世代について考察した文章をマシュー・セアドーさん(日本の大学教授でビート研究者とのこと)が執筆、渋谷Flying Books店主の山路和広が監修。年表、相関図なども充実。特に、日本におけるカウンター・カルチャーも多数の資料とともに紹介されていて、読み応えあります。2022/03/31
junne
2
「ブックカタログ」とあるようにケルアックをはじめとするビート・ジェネレーションとその周辺の本や雑誌が膨大に書影つきで掲載されており、とくにリトルプレス/Zineのたぐいは見ているだけでわくわくするのだが、解説もしっかりしていて大変に読み応えがある。とりあえずケルアックがジャズ・ミュージシャンと一緒に録音したリーディングのアルバムがほしい2023/01/21
をとめ
0
図書館2021/10/23