目次
第1部 マンションはどのようにして生まれたか(マンションが社会的に認められる前;区分所有法の登場とマンション;マンションの登場と発展―法はどこまで未来を先取りできるか)
第2部 長寿命化はいばらの道か―マンション再生の影(戸建ての老いとマンションの老い;マンション建替えをめぐる諸現象;マンション建替法容積率緩和特例は建替え促進策となるか?;マンションと戦後家族の終わり?―東京圏、地方都市における建替えの困難;マンション所有者が建替えに前向きになるために;マンションの寿命とその評価の仮説)
第3部 100年もたせる知恵はあるのか―マンション再生の光(マンション再生の手順と留意する点―大規模修繕と建替えの考え方とそれぞれの事例をもとに;専門家の力を借りてマンション再生の光;大規模修繕、解消、建替えのどれを選択するか?)
日本版コープ住宅研究の提案
著者等紹介
大谷由紀子[オオタニユキコ]
摂南大学理工学部建築学科教授。2005年奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。(株)安井建築設計事務所を経て、2009年より摂南大学理工学部建築学科。博士(学術)。専門は住環境計画・地域計画。2018年こども環境学会論文著作奨励賞
花里俊廣[ハナザトトシヒロ]
筑波大学芸術系教授。東京大学工学部建築学科卒業、ロンドン大学大学院修了、博士(工学)。専門は建築計画(特に集合住宅)・環境‐行動論。2018年日本建築学会賞“業績”。2018年度日本不動産学会論文賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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