内容説明
“未来の音楽”と出会い、黄色魔術に罹ったその日から、僕はYMOチルドレンになった。憧れを追いかけて、音楽に人生を捧げたミュージシャン・高野寛が音楽を通して出会ったかけがえのない人々との交流を綴った随筆集。15歳の春、YMOに出会ったその日にYMOチルドレンとなり、音楽に人生を捧げた青年は気づけばデビュー35周年を迎えていた。様々な音楽家たちと交流しながら、音楽と真剣に向き合ってきた高野寛が、YMOを軸にしながら音楽家としての歩みを綴った、書き下ろし随筆集。これまで語ることのなかった心のうちを包み隠すことなく記しただけでなく、昭和・平成・令和を巡るYMOを中心としたポピュラー音楽史としても貴重な内容がギュッと詰まっている。
目次
YMOとの邂逅
憧れを追いかけて
プロの洗礼
虹の都へ
この声は小さすぎて
渋谷系前夜
新たな世界への旅立ち
教育テレビという遊び場で
初めての一人旅
初めてのバンド
サヨナラから
ボス
イエローマジック、再び
聖地・ハイドパーク
MIYAとブラジルと仲間たち
HASとHASYMOとYMO
蛹のままで
復活と変身
教えて、学んで
四度目のブラジル
ワールド・ハピネス
イエロー・マジック・チルドレン・コンサート
スティ・スティ・スティ
続く、イエローマジック
ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン
著者等紹介
高野寛[タカノヒロシ]
ミュージシャン。1964年生まれ。1988年、高橋幸宏プロデュースによるアルバム『hullo hulloa』でソロデビュー。ほとんどの楽曲の作詞・作曲・編曲・ギター・プログラミングを自ら手掛けるスタイルで、20枚を超えるソロアルバムを発表。宮沢和史らと結成したGANGA ZUMBA、高橋幸宏・原田知世らと結成したpupa、BIKKE・斉藤哲也と結成したNathalie Wiseなどのバンドでも活動。2013年に京都精華大学ポピュラーカルチャー学部・音楽コース特任教授に就任、2018~2023年に同学部客員教授を務めた。2023年にデビュー35周年を迎え、多方面で精力的に音楽活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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