内容説明
文筆家・甲斐みのりの人気エッセイシリーズ第3作のテーマは旅シリーズ最終作にして最高傑作が完成!集大成といえる名随筆集。心ときめく旅のたのしみを優しい筆到で丁寧に綴った33の旅物語。旅して綴る楽しさを発見した幼い頃の大切な夏旅の記憶。ずっと憧れていたパリが教えてくれた町歩きの楽しみ。日本各地の伝統工芸の魅力と職人たちとの心温まる交流。人生を変えてくれた名建築・クラシックホテルとの出会い。各地を旅して土地土地の隠れた魅力を真摯に探求し掘り下げてきた著者だから描ける本当の旅の楽しみ。
目次
旅の始まり
町歩きの楽しさを教えてくれたパリ
桜を想うとき
お茶淹れたよ
静岡おでんの記憶
第二の故郷・田辺
ティーソーダとベルガモット
ただいまと言える町
この世界の片隅に
松本民芸家具
美濃和紙
伊賀組紐
駿河和染
常滑焼
飛騨さしこ
浜松張子
こけしの旅
お茶っことこけし
東北の郷土玩具
伊勢木綿
伊勢型紙
尾張七宝
町歩きのすすめ
名建築に魅せられて
旅先はクラシックホテル
憧れのハトヤホテル
各駅停車の旅
豊橋の水上ビル
富士山の麓で
ねむの木学園と宮城まり子さん
旅と音楽
あれから十年も
旅の終わりに
著者等紹介
甲斐みのり[カイミノリ]
文筆家。1976年静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書は『朝おやつ』(ミルブックス)『愛しの純喫茶』(オレンジページ)『日本全国 地元パン』『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)など約50冊。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)はドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)の原案に起用された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙@読書会10周年
シフォン
アリス
bluelotus
mame