内容説明
組織の命に背いたヴィラネルと、彼女に命を救われたイヴは共にイギリスからロシアへと逃げる。しかしトゥエルヴの魔の手は迫り、生命を脅かされた二人はついに組織に手を貸すことになり、それは世界を驚かす大事件を招く。捜査官と暗殺者、二人の結末は?サスペンスからシスターフッド、さらにガールズラブへ、怒濤の展開を見せるシリーズ完結編。
著者等紹介
ジェニングス,ルーク[ジェニングス,ルーク] [Jennings,Luke]
サミュエル・ジョンソン賞とウィリアム・ヒル賞の候補作に選ばれた回想録『Blood Knots』のほか、ブッカー賞にノミネートされた『Atlantic』などの小説を執筆。ジャーナリストとしては、「オブザーバー」、「ヴァニティ・フェア」、「ニューヨーカー」、「タイム」などの雑誌に寄稿
細美遙子[ホソミヨウコ]
1960年、高知県高知市生まれ。高知大学文学部人文学科卒業、専攻は心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りえぞう
4
◎。面白かった。最後まで。が、この話をあの女優さんたち二人がやるの? それでいいの? と、やはりドラマのキャスティングには疑問があるのですが…2024/03/22
W
1
原作でこんなにど直球にレズビアン・ロマンスが描かれているとは思わなかった。サイコパスなりにイヴに寄り添おうとするヴィラネルに胸が痛む。コンテナで海を渡る場面、もちろん大衆的なドラマでは映像化出来なかったろうけど、それでもあの2人でこのシーンが見てみたかったなあと思う。2024/07/16
jolly
1
2まではよかったのにって感じの3です。映像で観たほうがいいのかも。2023/09/15