内容説明
『純粋理性批判』、この思考の金字塔は、どんな人間臭い苦闘を土壌として生まれたのか。それは、いまを生きる、私たちの足もとを照らす探照灯の誕生秘話であった。考えることのかけがえのない指標と、いま、あらためて対話する。中島=カントの、生を賭けた対話の記録。
目次
序論 死ぬまで真理に焦がれ続ける者
第1章 危険な問い
第2章 「主観的な」形而上学の歴史
第3章 批判という方法
第4章 カントを読むということ
第5章 コペルニクス的転回
著者等紹介
中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。東京大学法学部卒。同大学院人文科学研究科修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士)。電気通信大学教授を経て、現在は哲学塾主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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